ダイエット達成後、リバウンドの原因と防ぐ方法

コラム

多くの人がダイエット後にリバウンドしてしまうのは、「短期間で無理なダイエットをしたから」です。
よく「二週間で8kg減りました。」などはその最たる例です。

リバウンドしないためには、「ダイエットのやり方」と「ダイエット後の習慣」がカギになります。

【 リバウンドする原因 】

1. 極端な食事制限
糖質・脂質を極端にカットしたり、摂取カロリーを大幅に減らすと、体が「飢餓モード」になり、ダイエット後に少し食べただけで脂肪をため込みやすくなる。

2. 筋肉が減ってしまった
無理なダイエットで筋肉まで減ると、基礎代謝が落ちて消費カロリーが少なくなり、リバウンドしやすくなる。

3. 目標達成後に元の生活に戻る
「目標体重になったから終了!」と、以前の食生活や運動習慣に戻すと、当然体重も元に戻る。

4. ストレスでドカ食い
無理な食事制限はストレスがたまり、ダイエット終了後に食欲が爆発してしまうことが多い。

【 糖質制限がリバウンドしやすい理由 】

糖質制限はリバウンドしやすいと言われることが多いですが、それはやり方次第です。

間違った方法で行うとリバウンドしてしまいます。

1.急激な減量による筋肉の減少
糖質を極端に減らすと、エネルギー不足を補うために筋肉が分解されやすくなります。
筋肉量が減ると基礎代謝が低下し、元の食生活に戻したときに太りやすい体になってしまいます。

2. 水分の減少による一時的な体重減少
糖質を減らすと、体内の「グリコーゲン(糖質の貯蔵エネルギー)」が減ります。グリコーゲンは水と結びついているため、それが減ると水分も一緒に減り、体重が一時的に落ちます。しかし、糖質を摂り始めると水分が戻るため、すぐに体重が増えたように感じることがあります。

3.我慢しすぎてドカ食いしやすい
糖質制限を厳しくしすぎると、ストレスが溜まってドカ食いしやすくなります。「もういいや!」と一気に糖質を摂ると、体が糖を蓄えやすい状態になっているため、脂肪がつきやすくなります。

4.長期間の糖質制限で体が省エネモードになる
極端な糖質制限を続けると、体がエネルギーを節約しようとして消費カロリーを減らす(=基礎代謝が落ちる)ため、普通の食事に戻したときに太りやすくなります

【 リバウンドを防ぐ方法  】

1. 無理な食事制限をしない
「一生続けられる食事」にするのが大事!
糖質・脂質を適量とる(完全カットはNG)
タンパク質をしっかり摂取する(筋肉を守るため)
バランスよく食べる(偏らない)

2. 筋トレや運動を習慣化する
筋肉を増やせば基礎代謝が上がるので、多少食べても太りにくい体になる。
筋トレ+有酸素運動(ウォーキングやジョギング)を組み合わせると◎

3. 目標達成後も「ゆるやかに」続ける
「ダイエット終了!」ではなく、少しずつ食事や運動を調整しながら維持する。
例えば、**減量期の食事から少しずつカロリーを増やし、維持期へ移行する(リバウンド防止のための「リバースダイエット」)**のが効果的!

4. 「チートデイ」ではなく「チートミール」にする
「好きなだけ食べる日」ではなく、1食だけちょっと多めに食べると、精神的にもラク&リバウンドしにくい!

5. 体重より「体型」を意識する
数字にこだわりすぎず、鏡でボディラインをチェック!筋肉をつけて引き締まった体を目指すとリバウンドしにくい。

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